そんな不安。

――――――――――――――――――――――――――――


 目覚ましが鳴り出すよりも少し早い時間。眠っていた俺を起こしたのは枕元に置いてあった携帯電話のメロディだった。
 何事かと思いながらそれを開くと、そこにはレアリィからの着信が示されていた。眠い目を擦りつつ、ベッドに横向きになりながら通話ボタンを押す。
「ん、もしもし?」
「あ、おはよう……って、もしかして寝てた?」
「寝てた。まぁ、そろそろ目覚ましに起こされる時間だから問題はないけど」
 言いながら、空いた手を目覚ましへと送る。手探りでアラームのスイッチを探し、押した。これで鳴り出す事はない。
「ごめん……」
「いや、全然平気だから。んで、どうしたの?」
「あ、えっとね、朝ご飯を作り始めたんだけど、良かったら一緒に食べようかなって思って」
「解った。今から行くから待ってて」
 答えつつ、起き上がる。
 と、受話器の向こうから聞こえるほっとした吐息に、思わず苦笑が漏れた。
「では、待ってますね」
「ああ、すぐに行くよ」
 言い、通話が切れる。そのまま携帯電話を畳むと、俺は急いで着替えを始めた。




 響いてきた玄関のチャイムに、レアリィはコンロの火を弱めた。タイミング的に彼が来たのだろう。
 少し慌てた様子でエプロンを外し、玄関へ。一応確認してからドアを開けると、そこには想い人が立っていた。
「おはよう」
「おはよう。さ、上がって」
「ん、お邪魔します」
 ドアを開き、彼を招き入れる。
 この前はかなり緊張していた気もするけれど、今はそれが普通であるかのように招き入れる事が出来ていた。けれど、自分の中にある感情は高揚したまま。何かちぐはぐな感じだと思いながらも、レアリィは彼をリビングへと案内した。
 この部屋と彼の部屋の間取りは一緒だ。彼の部屋にある机と同じような位置にあるコタツへと彼を座らせ、レアリィはキッチンへと向かった。
 鍋の様子を見つつエプロンに袖を通していると、コタツの前に立つ彼の声が聞こえて来た。
「何か手伝おうか?」
「大丈夫。もうすぐ出来上がるところだから」
 言い、再び鍋へと視線を落す。
 鍋の中身はメカジキの煮付けだ。少し甘めの味付けが彼の舌に合うかどうか不安になりつつも、この味なら大丈夫だと半ば確信している自分がいた。
 何故そんな事を思うのかも解らないままに、レアリィは味噌汁を作り始める事にした。
 冷蔵庫から豆腐とワカメを取り出し、まな板の上へ。
 水を張った鍋を火に駆け出した所で、彼がキッチンへとやって来た。
「やっぱ何か手伝うよ。ただ待ってるだけってのも悪いしさ」
「今日は私が呼んだんだから気にしなくても良いのに。あ、それじゃちょっと味を見てくれる?」
 メカジキの鍋を開け、彼に菜箸を手渡す。そして、彼の反応に意識を向けつつ、レアリィは味噌汁の具を切り始め、
「……どう、かな?」
「んまい」
 その一言に、思わず包丁が止まった。
「ほんとに?」
「ほんとに。味も俺の好みだし、食べるのが楽しみだよ」
「良かった……」
 笑顔と共に返って来た答えに、、レアリィは安堵の息を漏らす。これで煮物の時の味付けは決まったと、そう思いながら。
 そんなこんなで、彼の手伝いもあってか、予定よりも少し早く朝食は完成した。二人でコタツに入りながら、朝食を挟んで向かい合う。
 そして、「いただきます」の挨拶と共に、二人は朝食を食べ始めた。
 自分の作った料理を美味しそうに食べる彼を見ながら、誘って良かったとレアリィは感じていた。
 一人で食べる食事より、好きな人と食べる食事の方が、同じ料理でも全然違ったものに感じられるから。



 食事を終え、食器を片付け終わった頃には、少々忙しい時間になっていた。もう少し急いで食べればよかったのかもしれない。
 そんな風に思いながら、しかしレアリィは迷っていた。
 学校に行きたいという気持ちはある。村に居た頃は学校まで遠過ぎて通えず、村を出たあとも学校という場所には通っていない(毎日先生から授業を受けてはいたけれど)。その為か、レアリィは『学校』という場所に憧れを持っていた。
 けれど、昨日の事があったせいか、彼と一緒に居たい気持ちも強かった。
 同時に、時間が経つにつれて治まってきていた恐怖心が再びその鎌首をもたげ始めたのを感じる。利己的な考えに心が染まるのを感じながらも、レアリィはどうする事も出来なかった。
 だからだろうか。
「それじゃ、改めてごちそうさま。一旦俺は部屋に戻るけど……って、レアリィ?」
 帰りの準備を済ませ、玄関へと向かおうとする彼の服を無意識に掴んでいた。
 不思議そうな彼の声を聞いた途端、慌てて手を離しながら、
「あ、えっと、なんでもないよ? 私も学校に行く準備を始めなきゃ」
 疑問符を浮かべる彼に苦笑を返しつつ、レアリィは鍵を開ける為に彼より先に玄関へと向かう。心の中にある感情を全て押さえ込むようにして。
 だが、今度はレアリィが彼に引き止められた。歩き出そうとした瞬間に手を取られ、抱き寄せられる。
「レアリィ?」
 すぐ近くから名前を呼ばれ、しかし彼は何も聞いてこない。
 でも、その声は優しくて、温かくて。離れたくないと、レアリィは強く感じていた。
 そして想いは、言葉となって溢れ出した。
「……学校には行きたいの。それは本当。でも、もう離れたくなくて、ずっと近くに居たくて……。同じ教室に居るんだからって考えた。だけど、それでも遠くて! なんだかよく解らないけど不安で、怖くて、寂しくて! ……けどね、私ばっかり我が儘を言う事なんて出来ないから、我慢しようと思った。でも駄目だった……」
 喋りながら、目頭が熱くなるのが解る。気持ちに任せるまま、レアリィは叫んでいた。
「ずっと一緒には居られないって考え出したら、止まらなくて……もう、離れたくなくて!」
「大丈夫、俺はここに居るから」
 その声と共に、レアリィは彼に抱き締められていた。
 そして……零れ出る涙を拭う事なく、小さな子供のように泣き続けた。




 何故か、頭の奥から熱い怒りを、俺の知らない誰かに対する強い怒りを感じながら、俺はレアリィを抱きしめ、あやすように軽く背中を叩く。大丈夫だと、そう伝えるように。
 レアリィが泣き止んだのはそれから少ししてからの事で……不意に彼女の体から力が抜け、俺は支えるように腰を下ろした。
「ど、どうした?」
 慌てて聞くと、
「ごめん、安心したら力が抜けちゃって……」
 まだ涙は収まらないのか、少し鼻に掛かった声が帰ってきた。
「ん、そうだったか」
 小さく答えつつ、俺は不安定な体勢を直しながら彼女を抱き直した。
 そのまま、時計の針が進む音と彼女の呼吸の音だけを聞いていく。だんだんとレアリィが落ち着いていくのを感じながらも、俺は自分から彼女を離すような事はしなかった。
 だが、疑問はあった。
 腕の中にいる女の子は、昨日の朝は普通に学校に行く事を楽しみにしていた。つまりこんな風に不安を抱えているようには見えなかったのだ。なのに、たった一日の間に何があったというのか。
 だから俺はその何かを考える。
 昨日といえば、俺の記憶を確認するという出来事があった。俺が起きたあとに聞いた話では、レアリィもまた先生の過去を見たらしい。
 しかし、結果は俺と同じように良く覚えておらず……レアリィもまた探し人の記憶を持ち合わせていない事が解った。その後、普通に三人で食事を取った。その頃には既に午後になっており、結局学校には行かずに二人で一日を潰し……レアリィを送ってから、俺は部屋に戻った。その間にレアリィに何かがあったとは思えない。
 ならば、部屋に戻ってから何かあったのだろうか。こんな風に、彼女を不安にさせてしまうような何かが。
 と、そうやって考えていると、自分の心境も変化している事に気付かされた。
 彼女と一緒に居る事が、段々と自分の中で当たり前になっていて……まるで今まで一緒に暮らしていたような錯覚まで生まれていた。
 急激に変化していく心に戸惑いながらいると、急に携帯電話が震え出す。慌てて取り出すと、遅刻ギリギリを示すアラームだった。
 溜め息と共にアラームを切ると、不思議そうな顔をしたレアリィが俺を見ていた。
「携帯のアラーム。内容は時間がヤバイってヤツでさ」
「時間……。そっか、学校……」
 俯きながら答えるレアリィに俺は慌てて答えを返す。
「いや、レアリィを置いて行ったりはしないから。ていうか、離れる気はないから」
「でも……」
 そう不安げに呟くレアリィの手を取り、
「約束したろ? この手を絶対に離さないって」
 言ってから、それは錯覚だったと思い出す。しかし、
「そうだったね……、約束、してくれたもんね」
 レアリィはその言葉を違和感無く受け入れていた。その事に疑問が頭に浮かぶが――別にどうでも良い自分も居た。
 離れたくない、一緒に居たい……その思いは俺も一緒なのだから。
「ああ、もう絶対に離さないから」
 頭の中に浮ぶフレーズを答えつつ、俺はレアリィを抱き締める。その言葉に安心したかのように微笑むと、レアリィは瞳を閉じた。
「ごめん、ちょっとだけ眠らせて……」
 言葉と共に、レアリィの体から力が抜けていく。
 その重みを愛しく感じながら、俺は彼女を抱き締め続けた。まるであの時と逆のようだと、意味不明な事を思いながら。



 結局、俺達は学校に行かなかった。
 レアリィが俺の側に居る事を望み、俺がレアリィの側に居る事を望んだから。
 それが自分達の勝手だという事は解っていた。けれど、生きる為に水を求めるような、どうやっても抗えない力が心の奥にあった。

 そしてそんな生活が一週間程過ぎた頃、レアリィの携帯電話に着信が入った。




「電話でも話した通り、私も夜城達と一緒に『向こう側』へ戻る事にしたの。ちょっとやる事が出来ちゃったから。それで、レアリィがこれからどうするか、それを教えて貰いたくて連絡したの」
 一気に喋りつつ、女性は淹れたての紅茶を二人に振舞う。
 元の世界に戻る、という話が夜城達から持ち上がったのは昨晩の事だった。
 その際、硝子の剣で門を開いて帰ると言ってきた彼等に、自分と、もしかしたらレアリィも一緒に『向こう側』に帰りたいと、そう告げたのだ。
 そして今日、それを伝える為にレアリィへと電話をしたのだけれど……目の前に座る彼女は普段よりもテンションが低かった。しかし、彼との距離を考えるに、自分が手を焼くべきではないだろうと女性は判断する。……それに、もし悩みがあるのなら、直接言ってきてくれるだろうから。
 そんな事を思いつつ、女性は言葉を続けた。
「レアリィの返事次第では、明日か明後日にも『向こう側』に戻るんだけど……どうする?」
 問い掛けに、レアリィは『解らない』といった表情をし、
「あの、探し人さんの記憶や、私達に掛けられていると思われる魅了の事などはどうするんですか?」
「今の所は後回しね。まぁ、私の本音とすると、レアリィにはこの世界に残っていて貰いたいの。探し人の記憶や魅了の事は、貴女が彼と一緒に居てくれる事で、何か糸口が見えてくるかもしれないから」
 その言葉に、レアリィは期待と共に、
「じゃ、じゃあ、私はこの世界に残っていても良いんですか?」
「ええ。というか、最初から強制するつもりはないわ」
 微笑みながら答えると、レアリィと彼がほっとした表情をみせた。
 だからだろうか。なんなら、ずっと彼の側に居させてあげるのも良いのかもしれないと、そんな事を考える。今までレアリィには長い間手伝ってきて貰ったのだ。女性ではなく、レアリィ自身が選んだ道を歩む方が本人も幸せだろう。
 何の指針も無かった幼い頃とは違い、レアリィも一人で歩いていけるようになったのだから。
「じゃ、決まりね。あと、出来れば冷蔵庫の中身を……」
 と、言いかけた所で玄関のチャイムが鳴った。
 椅子から立ち上がろうとするレアリィを制し、女性は玄関へと向かう。律儀に鍵が掛けられていたドアを開くと、扉の向こうには夜城が立っていた。
「結局どうなったのかを聞きに来たんだが……」
「あ、帰るのは私だけになったわ。だから、日程は明日か明後日に決めてしまって大丈夫」
「解った。でも、場所はどうするんだ?」
「そうねぇ……」人目に付かず、ある程度のスペースがあるならどんな場所でも問題はない。ならば、「貴方達がこの世界に来た場所でもある、学校の美術室にしましょうか。あそこなら広さも十分あるし、人目に付き難いから」
「了解だ。うちのお姫様に伝えておく」
「お願いするわ」
 それじゃ、と言い残し夜城は部屋へと戻っていく。その姿を見つつ、女性はドアを閉めた。
 部屋に戻ると、明るさの戻ってきたレアリィに問い掛けられた。
「どちら様だったのですか?」
「夜城よ。門を開く場所は学校の美術室に決定したわ。まぁ、まだ日程は解らないけどね」
「そうでしたか」
「決まったらまた連絡するわ。貴女達にも見届けて欲しいから」
 と、レアリィの隣から質問が来た。
「達って、俺もですか?」
「ええ。本当に別の世界があると、その目で確かめて欲しいの。そうすれば、過去の記憶を思い出すかもしれないから」
「いや、別に信じてない訳じゃないんですが……」
「百聞は一見に如かずよ。頭で理解していても、その目で見るとなるとまた違うから」
 微笑みながら答える。
 実際、殆ど期待はしていない。けれど、どんな小さな可能性でも試してみたかった。この世に絶対はあり得ないのだから。
「ちょっと焦り気味ね……」
 二人には聞こえぬよう小さく呟く。やっと見付けた『そうかもしれない』人物の出現に、否応無しに焦燥感が高まっているのだ。
 しかし、ここで焦ったところで事態は好転する訳はなく、下手をしたらまた振り出しに戻る事になる。その事を深く心に刻みつつ、女性は心を落ち着かせる為に紅茶を一口飲んだ。
 と、正面に腰掛けるレアリィから質問が飛んできた。
「先生が戻るのは良いとして……どのくらいで『こちら側』に戻ってくる予定なんですか?」
「んー、まだ未定ね。さっきも言ったけど、ちょっと向こうでやる事が出来てしまったから。だから、結構長い期間になってしまうと思う」
 苦笑しつつ答える。
「でも、出来るだけ様子を見に来たいとは思っているわ。まぁ、そう簡単に来たり行ったり出来ないけどね」
「そうですか……」
 少し残念そうなレアリィを見つつ、先程浮んだ考えを口にしていた。
「……レアリィは、この世界に残りたい?」
「え?」
 問い掛けに反応出来なかったのか、レアリィが上ずった声を上げる。それに苦笑しつつも、その目を見つめながら女性は言葉を続けていく。
「貴女が望むなら、ずっとこの世界に残っても良いと私は考えているの。私には貴女の幸せを邪魔する権利はないからね」
「でも、私……」
「そりゃあレアリィは私の大切な弟子だから、これからも一緒に居て欲しいわ。でも、貴女の時間は有限だから。一緒に居たいと思える人が見付かったなら、その人と歩む為に貴女の時間を使って欲しいの。私が探している二人のように、一緒に居たくても共に生きる事が出来なかった人生はとても悲しいから」
「でも、本当に良いんですか……?」
「もちろんよ。あ、でも、これでお別れって訳じゃないからね。どうしても大変な時は応援を頼むかもしれないし、元気にしてるか気になるもの」
 それでも、ずっと一緒だったレアリィとの関係も、これで一旦お終いだ。それに強い淋しさを感じながらも、女性は微笑みと共に、
「一応、答えは今度戻って来た時に聞くわ」
「わ、解りました」
 未だに驚いた風でいるレアリィ達に苦笑する。しかし……もし彼の中に探し人の記憶があった場合、状況は少し変わってしまうだろう。
 もう一人の記憶を探し出した時、その呪いを解く為に、彼にはどうしても一度はその相手と逢って貰わないといけなくなる。その時に『過去の記憶を持つ相手と一緒に居たい』と願われたら、個別に探したところで意味は無くなってしまう。
 そうなった場合、最悪レアリィの記憶から彼の存在を消す事になる。大切な弟子の幸せが掛かっているとしても、この優先順位は変えられないものだから。
「……私は最低の人間だわ……」
 心の中で呟く。所詮、自分は口先だけなのだと。
 と、そんな思考を遮るように彼の声が耳に届いた。意識を切り替えつつ、視線を向ける。
「あの、レアリィの時間が有限っていうのはどういう意味なんですか?」
「そのままの意味よ。つまり、私の時間は無限なの」
「無限っていうのは……?」
「解り易く言うと、不老不死ってものなのよ、私は」
「ふ、不老不死? 先生が?」
「そう。信じられないような話だと思うけどね」言って、女性は笑みを浮かべ、「私は、もう数えるのも億劫なくらい前から生きてきた。まぁ、証拠を見せろって言われても見せられないけどね。痛覚は生きてるから傷付けば痛いし、肉体の再生能力は魔法で高めない限り普通の人と一緒だから」
 言いながら思う。
 例え全身を粉微塵にされても、自分は『生きている』のだろう。そして時間さえあれば、粉微塵の状態からでも元の姿に戻れるのだろう。
 それはもう化け物だと思い、女性は心の中で自虐的に笑った。
「あと十年ぐらい経ったら、嫌でも信じて貰えるかもしれないわね」
「十年ですか」
「そうよ。ね、レアリィ?」
「ですね」
 驚きからようやく笑顔に戻ったレアリィと共に微笑む。
 この八年、レアリィは全く変化しない女性の外見を見続けてきたのだから。
「先生が不老不死であるという事は私が保証します。私が始めて先生と出逢った時から今まで、先生はずっと歳を取っていないので」
「それは……言い方悪いけど、外見に老けが見られないだけじゃなくて?」
「本当に歳を取っていないんです」
 レアリィはそこで一旦言葉を区切ると、こちらへと視線を移しつつ言葉を続ける。
「もう八年ぐらい一緒に居ますが、先生の外見は全く変化しないんですから。始めは私も信じていませんでしたけど、身近でそれを見ているだけに信じざるを得なくなりました」
「そうだったのか……」
 微笑みつつ言葉を続けるレアリィに対し、彼の方はどうにも信じられないといった様子だ。
 その事に苦笑しつつ、紅茶を一口飲み――ふと、視線を落とす。
 カップの中に広がる紅茶の水面。

 そこに映る顔は、酷く歪んでいた。





――――――――――――――――――――――――――――
■次

■戻る

――――――――――――――――――――――――――――
■目次

■top