そんな二人。

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 某所。
 少々年季の入っている扉をノックすると、すぐに中から返事が返って来た。
「開いてるわよ」
 その言葉に、レアリィは扉の前で大きく深呼吸を行ってから、平常心を保ちつつ扉を開いた。そして、先週片付けたばかりなのにもう汚くなってしまっている部屋の様子と、その中心にあるコタツに入っている相手の姿を確認してから、玄関へと入っていく。
 自身のスリッパに履き替え、六畳間に入ると、そこには見知らぬ男女の姿があった。見た所外見は普通の人間のようで、けれど少女の方からは奇妙なほど強い魔力を感じる。その事実から、少女が自分と同じ世界の人間なのだと確信しつつ、レアリィはすぐ近くに居る女性――実際には記憶から消えていなかった美術教師へと視線を向け、
「先生……えっと、この方達が?」
「そうよ」
 この二人が電話で話を聞いた相手。それをレアリィは確認する。と、新しく現れた人物の視線を感じてか、まどろむように目を閉じていた少女が視線を上げた。こうして見ると、レアリィよりも年下か、或いは同年代のように見えて、
「初めまして」
 相手を観察している内に、先に挨拶をされてしまった。レアリィはスリッパを脱ぎ、どうにか開いている床のスペースに腰を下ろすと、少女へと視線を合わせ、
「初めまして、私は――」
「あ、悪いけど、私達は自己紹介をしない事にしているの。だから、貴女の名前も聞かないでおくわ」
 少しだけ厳しい表情でそう言うと、少女は先生へと視線を向け、
「それで、彼女をそのケータイ? で呼び出してまで、私に聞きたい事って何なのかしら」
 そこに少し棘があるように感じるのは、自分が待たせてしまったからだろうか。まさか、ただ眠いだけとは思わないけど……。そんな風に考えながらも、レアリィは早く帰れなかった事を後悔する。
 同時に、一緒に帰る事の出来なかった青年の顔が思い浮かんで、その胸に心配の火が灯る。それでもレアリィは、少女と同じように先生へと視線を向けた。
 今は眼鏡を外している先生は、レアリィに自分の隣へ入る事を勧めながら、
「貴女達がどうやってこの世界から『向こう側』の世界に帰るのか、その方法が聞きたかったのよ。私もこの子も、『向こう側』に戻るにはかなりの労力を必要とするから」
 それはレアリィにとっても興味がある話だった。コタツに入りながら、期待を込めて少女を見やる。答える少女の瞳は、まるで硝子球のように澄んで見えた。
「説明するのは構わないけど、でも、どうして彼女を待ってる必要があったの?」
「私達がこの世界に来れたのは、この子が門を開いてくれたおかげだからよ」
「へぇ、そうなの」
 と、その視線がレアリィへと向いた。
 品定めをするようで――でも、どうでもよさそうな視線。それはまるで、蔑みにも似て。視られているレアリィからすれば気持ちの良いものではない。それを止める為か、先生の声が響いた。
「だからこの子にも一緒に話を聞いてもらいたかったの。でもその前に、何故こんな状況になっているのかを説明しなくちゃね」




 答えの出ない問答を繰り返しながらベッドに横になっていると、マナーモードにしたままだった携帯電話が震えだした。一体なんだろうとそれを開くと、友人から電話が来ていた。
「もしもし?」
 普段のように電話に出ると、聞こえて来たのは済まなそうな友人の声だった。
「すまん、また調べて欲しい事があるんだが、良いか?」
「あー……」
 考える。正直このままベッドに転がっていても、何も答えは出やしない。それなら、多少の気晴らしをして、気持ちを落ち着かせた方が良いのでは無いかと思えた。
 だから俺はベッドから体を起こし、
「っと。別に良いぜ。今度は何を調べれば良いんだ?」
「えっとな……」
 机の上に手を伸ばし、そこにあるメモ帳とペンを手に取ると、友人の声を書き取っていく。
「城に居る魔法使いから手に入るらしい武器の入手方法と、不老不死の情報の聞き方。あと、天使との逢い方を調べてくれ……って、あ、これはあとで良いや。取り敢えず、攻略サイトに行けば載ってる情報だと思うから、宜しく頼む」
「了解。調べたらメール送るわ」
「ありがとなー。んじゃ、一度切るぜ」
 その言葉と共に電話が切られると、俺はメモ帳を手にパソコンの電源を入れた。
 OSが立ち上がるまでの時間に携帯電話に受信していたメールを返し……その全てが終わると、インターネットブラウザを立ち上げた。そして以前調べたのと同じ攻略サイトにまで辿り着くと、メモっておいた情報を調べていく。
「ん、公式へのリンクがあるのか」
 サイトの上部。昨日は見逃していたのか、そこにはゲームの公式サイトへのバナーが張ってあった。
 何気なくクリック。現れたページを眺めながらストーリーや設定などを読み進んでいくと、ゲーム内に登場する用語やアイテムを紹介するページに出た。
 途端、ずらりと街や城などの名称や魔法の名前が並ぶ。その単語をクリックすれば説明ページに進む仕組みらしい。何気なく下へとスクロールさせていくと、名前からは想像付かない単語を見つけた。
「門……?」
 カテゴリーは魔法なので、恐らく普通の城門などとは違うのだろう。しかも、移動手段とある。リンク先に飛ぶと、青白い文字で描かれた魔法陣の画像と、説明の文章が書き連ねてあった。
 説明を読んでいく。




 火事の顛末について説明を受けたあと、先生は意外な一言を口にした。
「私達は、この二つの世界が上手く同調しあう瞬間を狙って門を開き、この世界にやって来た。でも、彼女達はまったく違う方法でこの世界への門を開いたのよ」
 その説明に、レアリィは驚きを隠せなかった。
 門というのは、空間と空間、或いは世界と世界を繋ぐ魔法によって生み出される魔法陣の通称だ。そもそも世界と世界は、伸び続けながらも並行する水平線のようなもの。普段なら、まじ合う事は有り得ない。 
 何故ならば、その線と線……世界と世界には一定の間隔があるからだ。そしてその間隔は、常に変化し続ける世界と同調するように揺れ動いている。そんな、重なる事のない数多の世界を繋げる事が出来るのが、門を開く魔法なのだ。
 近い並列にある世界とは門が開きやすいし、遠ければ開く事すら不可能になる。その為、望みの世界へと向かうには、その間隔が狭まっているタイミングを狙う必要がある。
 だが、目的の世界が自身の世界と近い場所にあるかどうかは、魔法を発動させてからでないと解らない。もし状況が完璧だったとしても、門の維持は相手の世界の『常識』に左右される為、上手く門が繋がるとも限らないのだ。
 つまり、門を開くという事は、とても成功率が低いのである。 
 だから、とレアリィは思う。彼女自身完璧ではないものの、大量の魔力と時間を要してやっと門を開くタイミング――流れのようなもの――を見出せるようになったのだ。
 だからこそ、
「二人同時に門を通るなんて、数度しか成功させた事が無いのに……」
 呆然とレアリィは呟いていた。
『こちら側』、レアリィの居た世界で言えば『向こう側』となるこの世界には魔法という技術が存在しない。その為 この世界へと門を繋ぐにはかなりの困難を必要とした。魔法が存在しないという事実が、世界同士の間隔を遠ざける要因になっていたからだ。
 とはいえ、それは一人で門を通る時の話だ。もしそれを二人で通ろうとする場合、門の維持に掛かる魔力は二倍以上となり、その労力は途方もないものになる。そもそも、世界同士を門によって繋げたとしても、生み出されたそれは不安定なままな安定しない場合があり、二人分の移動に耐えられない事が多いのだ。
 そんな中でこうして先生と共に居られるのは、先生が過去にこの世界に来た事があり、尚且つレアリィ以上の実力を持つ魔法使いだったからで……もし先生が一般人だったとしたら、二人一緒にこの世界に来るのはまだ先の事になっていたかもしれない。
 言い換えればそれは、門を二人で通るのは正攻法でも難しい、という事。それなのにこの二人はどんな方法を取ったというのか。その疑問に答えるように、少女が口を開いた。
「正攻法以外のやり方があるって事よ。凝り固まった考えを捨てて、例外がある事を考えてみない?」
「例外、ですか?」
 発せられた問に、レアリィはつい言葉を返してしまう。
 少女の澄んだ瞳……そこにある朱色を見ながら、思考を働かせる。が、例外などと言われても、レアリィに思い付く事は何も無かった。
 答えを導き出せないレアリィに、少女は自らの問に答える。
「そう。私達はね、その例外を使ってこの世界に来たの。まぁ、本当に成功するとは思ってなかったけどね」
 言いながら、少女は背後に置いた鞄から一振りの剣を取り出した。
 鞘から出されたそれは全長三十センチ程。装飾として作られた物なのか、刀身部分は直線を持たず、奇妙に波打っていた。その波打つ刀身は硝子で出来ているとでもいうのか、歪みながらも向こう側を透かせている。
 始めて見る造形の剣に、レアリィは目を丸くしながら、
「それは……?」
「私がある人から貰った、世界を繋ぐ力がある剣よ。これを使って、私達は世界を渡ってきたの」
 少女の言葉に、レアリィは更に驚きを濃くする。
「世界を、その剣で……? でも、どうやって? 一体、どうすればこの剣で世界を繋げると言うんです?!」
 身を乗り出すレアリィに、少女の表情は変わらない。無表情なその瞳は、
「それを今から説明するわ。……それじゃ、もう説明を始めて良いでしょ?」
 レアリィから先生の方へ視線を送った。焦る気持ちを抑えつつ、釣られるようにしてレアリィも視線を向ける。
 しかしそこには、驚いた表情のまま、少女の持つ剣を見つめる先生の姿があった。どうしたんですか、とそうレアリィが問いかけようとした瞬間、先生が口を開いた。


□  

「何故……?」
 思わず漏れた呟きは小さく、他の三人には聞き取れない。
「え?」
 レアリィが聞き返すように問い掛けて来る。しかし、何かを振り落とすかのように頭を振ると、女性は微笑みを作った。心の中にある動揺を悟られぬように。
「……いえ、何でも無いわ。さ、説明してくれるかしら」
 それでも尚、剣から視線を外せない自分を恨めしく思いながら、女性は平素を装う。そんな女性に疑問を感じたのか、疑問符を頭に浮かべてレアリィが聞いてきた。
「あの、今なにか言いませんでしたか?」
「何も言ってないわ。ただ、その剣で世界を渡ってきたって事に驚いただけ」
 そう、それだけの事だ。まるで自分に言い聞かせるように女性は言う。そして空の方へと視線を向けると、説明の続きを促した。
「ごめんなさいね。続きをお願いするわ」
 女性の行動に何も感じないのか、それとも始めから見抜いているのか。何も言わず、従うように一つ頷くと、空は口を開く。
「説明と言っても、私も聞いただけだから詳しく知らないんだけどね。なんでも、この剣はこの世界にある科学技術とかいうもので作られているらしいの」
 放たれた少女の言葉に女性は衝撃を受けた。そして同時に、その頭の中で何かが合致する。しかしそれを表情に出す事無く、空の言葉に耳を傾ける。
「それで、世界を繋ぐ為には二つの条件があるの」
「条件? それに科学技術でって……」
 明かされていく事柄にレアリィが質問をぶつける。その様子を見ながら、何も知らないレアリィに質問をさせてしまおうと、そう女性は判断する。
 そんな女性の思惑に気づく事もなく、レアリィは更に質問を増やそうとし、それを空に止められていた。
「待って。質問には後で答えるから、先に説明をさせれくれる? えっと……条件の話だったわよね。その条件の一つが、他人から譲渡される事。もう一つが、貰い受けた相手から一つ、課題を課せられるという事。この二つをクリアすれば、どんな人でも……例え魔法使いじゃなくても、世界を繋ぐ事が出来るの」
「そんな事……」
 消え入るような声で呟くレアリィの言葉を聞きながら、彼女を不憫に思う。たった二つの条件だけで世界を渡れるというのだ。絶え間なく努力を続けてきたレアリィには酷な事実だろう。
 だが、それを気にする事無く空は告げる。レアリィがやって来るまでの間、彼女は「ねむい」と繰り返していたから、さっさと説明を終わらせてしまいたいのかもしれない。
「つまり、これがさっき言った例外って事ね。実際に私達はそうやってこの世界に来たから。出来るとか出来ないとか、そういう事は考えない方が良いと思うわ」
「でも……!」
「いい加減事実を認めなさい」
 尚も食い下がらないレアリィを制すように、女性は声を張る。
「私も驚いているけど、これが事実なのには変わりないんだから。解った?」
「……はい、解りました」
「よろしい」
 意気消沈するレアリィに教師のように言いつつも、女性の表情には複雑な色がある。けれどこの瞬間、女性は決めていた。可愛い弟子であるレアリィにだけは、自分の過去を全て教えよう、と。
 そして視線をレアリィから空達へと移し……小さく深呼吸。粗を出さぬよう自分自身を戒めながら、女性はレアリィの代わりに質問を始めた。
「それじゃ、幾つか質問をするわね」
「……ねむい」
「我慢して」
「むー……。取り敢えず、私に解る範囲でなら答えるわ」
 再びコタツに突っ伏しそうになりながらも、空が顔を上げる。そういった行動には慣れっこなのか、静かに珈琲を飲む夜城は何も言わない。全く、奇妙なカップルだ。
 それはともかく、
「まず、この剣が科学技術で作られていると言っていたけど、それは本当? 見た感じ、ただのマジックアイテムにも見えるのだけど」
 綺麗にディスプレイでもされていれば、変わった硝子細工程度にしか思われない外観なのだ。それは当然の疑問だろうと思いながら放った質問に、空は夜城の珈琲を飲んでから、
「この剣が本当に科学技術で作られているかどうかは解らないわ。そもそも、私には科学技術っていう技術がどんなものなのかさえ良く解らないんだから」
「向こうの世界には科学技術が存在していないものね。……なら、どうしてその存在を知っていたの?」
 女性の問いかけに、一瞬、空の瞳に暗い光が宿る。しかし、答えを紡ぎ出した時にはすぐに元の表情に戻っていた。
「この剣を貰い受けた時、この世界の話も聞いたの」
 言いながら、空はコタツの上に剣を起き、
「こうすれば譲渡にならないから。直接触って、それが科学技術の結晶かどうか確認してみて」
 無造作に置かれた剣に、女性はそっと手を伸ばす。
「……ッ」
 実際に触れた事で思い出す、懐かしくも悲しい記憶。これは間違いなく女性の知る剣であり、その存在が切っ掛けで生み出された物の一つだった。それを把握し、ようやく女性の心に余裕が戻ってきた。
 そんな女性の心情に気付く事も無く、空の説明は続く。
「二つの条件についても、前の持ち主から聞いたの。だから、この剣が本当はどんなものなのか、私達にもさっぱりなのよ」
 ふと女性が視線を移せば、夜城の手が空の手を握り締めていた。それは恋人同士の触れ合いのようで――けれど、空の動きを夜城が抑えようとしているようにも見えた。
 どうしてそう思ったのかは解らない。けれど、もしこの剣が『彼』から空の手に渡ったとするのなら、女性にはその大まかな理由が想像出来た。けれど女性はそれを表情に出す事無く、彼女の言葉を聞いていく。
「で……これ、本当に科学技術で作られたもの?」
「私もこんな剣は始めて見たわ」言いながら、そろそろと硝子の剣に手を伸ばすレアリィを見つつ、「見た目は硝子で作られた模造剣のようなものだけど、柄の部分や刀身の内部に細工がしてあるみたいね。こんな加工、今の科学技術を持ってしても難しいわ」
 そう、この世界では難しい。いや、不可能であるかもしれない。何故ならそれは、そもそもこの世界で作られた物ですらないのだから。
 その全てを知りながら、しかし女性は真実を告げる事無く、無知を演じ続ける。
「それでも、科学技術の結晶であるのは確かね。それ以外にも気になる点はあるけど、お互いが解らない事は置いておいて、次の質問をするわ」
「何?」
「他人から譲渡される事が条件だって言っていたけど、それはどうやって判別するのかしら」
「なんでも、この剣には持ち主を認定する機能が付いてるらしいの。今は私が持ち主として選ばれているんだけど……この世界への門を開く時、試しに彼が剣を使ってみたんだけど、空を掻くだけで何も起こらなかったわ」
 言って、空が握られた手を上げる。夜城はそれに表情を変えぬまま、「確かに、俺では門を開けませんでした」と静かに言った。
「まぁ、試したって言っても彼一人だけだけど……私から誰かに譲渡する気は無いから、別にどうでも良いんだけどね」
 手を下げながら、空がそう付け加える。その様子を見ながら、女性は質問を続けた。
「では次の質問ね。課題を課せられるっていうのはどういう事?」
「んー……例えば、私から彼にこの剣を渡すとする。その時に、『私が美味しいと思う料理を作って』みたいな感じで、何かの課題を言いながら剣を渡すの。剣を受け取った彼は、私が美味しいって思える料理を作らない限り、世界との門を開く為にこの剣を使えないのよ」
「そんな曖昧な条件でも大丈夫なの?」
 女性の質問に、空は曖昧に頷いて、
「多分、だけどね。それに、私が聞いた話では『幸せになってくれ』っていう課題を課せられた人もいたらしいから、十分可能だと思うわ」
「でも、それを判断するのは剣を貰い受けた本人だけでしょう? 一体何をもって課題をクリアしたと認めるのかしら」
「それも謎ね。多分剣が判断してるんだと思うけど……そういう事、科学技術の力で出来るの? さっきから繰り返してるけど、私達には科学技術って全く解らないから」
「今の技術でも、難しいかもしれないわね……」
 言いながら、思う。恐らく空は、本当に何も知らないのだろう。この剣には、指紋・音声認識による持ち主の照合と認証、直前の持ち主による条件の確定と譲渡のシステム、更には持ち主の感情を情報化する機能など、説明しても理解出来ないような装置が数多く組み込まれている事を。
 いや、そもそも、それを知る人間はこの世界に女性一人だけだった。女性は『彼』に、この剣の詳しい説明をしていないのだから。
 と、観察し終わったのか、レアリィが硬い表情のまま剣をコタツの上へと置いた。女性は過去への思いを断ち切ると、さも解らないと言った風に、
「もしそれが科学技術で作られているとしても、さっき言った通り、今の技術では作る事は出来ないわ。例え軍事目的だとしても、この世界の人間は他世界が存在しているという事実を知らないから、こんな力を持った剣が作られる理由も存在しない。一体、この剣は何なのかしら……」
 そうして改めて剣を見る。

 一瞬、その硝子の刀身の向こうに、懐かしい顔が見えた気がした。





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